約２年間にわたるアルプス農協事件が、本日和解解決に至りました。
過去にあった権利と比べると後退してしまいましたが、一方的に不利益変更された部分については、労働委員会による説得で農協側の歩み寄りもあり、労組員には報告・説明し、理解いただける内容まで何とか届いたかなと思います。
この間、各支部にはご協力いただき、ありがとうございました。
富山県農協労は「労働者を大事にしない」「当たり前のことができない」「法律を守らない」経営者には断固たたかいます！
10月24日に開催されたアルプス支部2023秋期年末闘争臨時大会の経過報告で、中山弁護士よりアルプス農協事件の解決報告がありました。
①相談があった時に労働条件を戻すのが難しいと感じた事件
②申し立てに至った労働条件改悪の経緯
③申し立ての経過説明
④和解の内容
⑤今後の対応
について、中山弁護士から報告いただきました。
篠島委員長からは「和解解決がゴールではない。制度は勝ち取るだけでは意味がない。使ってはじめて企業の文化として定着し、意味をなす。人員不足で休みにくくても、お互いに声を掛け合い、企業の文化にしていこう！」と挨拶がありました。
